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【タイプ別製品比較】kintoneのダッシュボード化サービス3選はこれ!

投稿日:2023年5月29日

kintoneって情報を蓄積していく上での自由度は高いけど、その情報を見やすく表現するという部分で少し物足りなさを感じる人も少なくはありません。
本コラムではそんな標準のグラフ機能では物足りなさを感じている人に向けたおススメのkintoneダッシュボードカスタマイズサービスを3つご案内させていただきます!

kintoneダッシュボード化サービスおススメ3選

それぞれのサービスについて、さらに詳しく見ていきましょう。

中小企業にちょうどいいkintoneダッシュボード【kLooker】

kintoneとダッシュボードツールGoogle lookerstudioとの連携開発パッケージ『kLooker』
地方中小企業でも導入がしやすい価格設定やサポートが定評のkintoneダッシュボード開発サービスです。

メリットとしては以下があげられます。

初期の設定を全て依頼ができる

開発サービスなので特にお客様側で色々な設定をする必要はございません。集計したい項目の選定や見たいグラフのタイプなどを打合せの中でお伝えいただければ最終的なご利用段階までたどり着けます。

アプリ間の集計・他社への閲覧共有が可能

kintoneは基本的にはAアプリとBアプリのデータを掛け合わせてCというデータを生成することが出来ません。ただ、予実管理など2種類のデータを利用して今の社内状況を可視化したいという場面は多くあります。
kLookerではそのようなデータの集計をGoogle側で完了させる仕様になっているのでお客様のご要望に合わせての集計が可能となります。またGoogle lookerstudioとして共有URLの発行が可能なのでkintoneユーザー以外への閲覧共有も可能です。

ランニング費を抑えての利用が可能

一度ダッシュボードの設定が完了すればそんなに頻繁に見え方を変えないという企業様も多いかと思います。kLooker自体もデータソースは開発段階で抽出したものを利用する設計なので特にお客様側で設定をこまめに変えることを想定しておりません。その分、ランニング費を抑えた価格での提供が可能となっております。

こんな方におススメ

・kintoneにおいて特定の業務アプリに蓄積しているレコードの見える化を行いたい。
・社内で様々な人がダッシュボードの設定を行うことをあまり想定していない。

豊富なグラフでkintoneレコードを可視化~krewDashboard~


グレープシティ株式会社が提供するkintoneのダッシュボード化プラグインの王道『krewDashboard』
同社が提供しているkrewDateと連携することで幅広いkintoneアプリのダッシュボード化を可能とします。

メリットとしては以下があげられます。

多彩なデータ表現が可能

kintoneの標準機能には存在しない数多くのグラフが用意されています。もっと詳細に詰めていきたい方にはドリルダウンの機能もあるのでお勧めです。また、ピボットテーブルが用意されているのでエクセル好きにも使いやすい操作性となっております。

必要な時にすぐにダッシュボードの作成が可能

標準的な金額プランであれば100人までkintone上で自由にダッシュボードの作成が可能です。直感的な操作が可能なインターフェースなので誰でも自分の業務に合わせてダッシュボードの作成が可能です。

グラフがデータソース元であるkintoneレコードに直結している

kintoneの標準機能のグラフはグラフ自体をクリックするとそのレコードに移動することが出来ます。krewDashboardもその機能があるので詳しい内容を確認したいときに便利です。

こんな方におススメ

・kintoneにおいてユーザーが自由に希望のアプリをダッシュボード化できるようにしたい。
・kintone見える化の一歩先を行く分析領域まで挑戦したい。

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③kintoneダッシュボードの外部公開といえばこれ~kviewer~

kintoneは基本的にユーザー以外が登録されているレコードを閲覧することはできません。
でも、kintoneユーザー以外にも見てほしい!そんな場面ってありますよね。そんな時におススメのサービスがトヨクモ株式会社が提供している『kViewer』です。

メリットとしては以下があげられます。

kintoneユーザー以外への情報公開が可能

自分が所属する部署ではkintoneを利用している。他部署は利用をしていない。そんな時に今の自分の部署の何らかの業務状況をkViewerのダッシュボードビューで可視化し、その閲覧リンクを他部署の人にも共有することでタイムリーに今のkintoneに格納されているレコードをダッシュボード化して共有が可能です。

トヨクモ製品との連携が可能

同社が提供するプリントクリエイターやフォームブリッジとkViewerを連携させることで様々な要件に合わせた設定が可能です。単なるダッシュボード化に留まらない対応領域の広さが魅力です。

こんな方におススメ

・kintoneユーザー以外にも作成したダッシュボードを閲覧をしてほしい。
・すでにプリントクリエーターかフォームブリッジを利用している。

まとめ

kintoneは情報を蓄積していく、つまりデータベースのような役割を果たすことにおいては標準機能でも達成することは可能です。一方で蓄積されたデータをもとに見やすい形にアウトプットするという点についてはグラフ機能で補いきれない部分があることも事実です。そんな時に役に立つのが上記にてご紹介させていただいたダッシュボード系のサービスです。検討のポイントとしては「コスト」「操作の自由度」「共有」といったところが挙げられます。自社の要望にあったサービスをご利用いただけますと幸いです。