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COLUMお役立ちコラム

2026年5月31日

kintoneの料金は高い?高く感じる理由とコスパの良い活用方法を解説【2026年最新版】

ビジネスアプリ作成のクラウドサービスである「kintone(キントーン)」は、製造業・建設業・小売業をはじめ、さまざまな業種で活用が広がっています。プログラミングの知識がなくても高度なシステムを構築できる便利なサービスですが、いざ導入を検討すると「料金が少し高いのでは」と感じる方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、最新の料金プラン(2026年6月時点)をふまえながら、kintoneの料金が高く感じられる理由と、「FormBridge(フォームブリッジ)」というkintone連携サービスを活用してコストを抑えながら運用するためのポイントを分かりやすく解説します。さらに、2026年6月から正式提供が始まった「kintone AI」についてもご紹介します。

kintoneやフォームブリッジの導入を検討している方、業務効率化のクラウドサービスをお探しの方は、ぜひ参考にしてみてください。

自社の場合はいくら?料金のご相談を受け付けています

ユーザー数やコースの選び方を、kintone導入支援のプロがサポートします。相談・ヒアリングは無料です。お気軽にご利用ください。

【この記事で分かること】

  • kintoneの最新料金プラン(2026年最新版)の全体像
  • kintoneの料金が高いと感じてしまう主な理由
  • 2026年6月から正式提供が始まった「kintone AI」の概要
  • FormBridgeを使ってコストを抑えながら活用する方法
  • 連携サービスを組み合わせた費用対効果の高い運用のコツ

 

kintoneの料金プラン【2026年最新版】

kintoneは、サイボウズ株式会社が提供するクラウドベースのビジネスアプリ作成サービスです。100種類以上の業種・業務別サンプルが用意されており、これらを自由に組み合わせることで、高機能なアプリを簡単に作成できます。ドラッグ&ドロップで操作できるため、プログラミングの知識がなくても扱いやすい点が特徴です。

kintoneを導入することで、顧客情報や売上データなど日々更新される膨大な情報を、リアルタイムで一元管理できます。さらに、複数人での情報共有やチャット、コメントのやり取りも可能です。高いセキュリティも備わっており、データ管理とコミュニケーションの機能が統合された業務システムとして、安心して利用できます。

kintoneの料金プランは、規模や目的に応じて選べる「ライトコース」「スタンダードコース」「ワイドコース」の3種類が用意されています。初期費用は不要で、1か月単位での契約が可能です。まずは全体像を、最新の料金表で確認してみましょう。

コース月額(1ユーザー)年額(1ユーザー)最小ユーザー数アプリ数外部連携・拡張機能
ライトコース1,000円12,000円10ユーザー200個×
スタンダードコース1,800円21,600円10ユーザー1,000個
ワイドコース3,000円36,000円1,000ユーザー3,000個
※すべて税抜価格です。料金・仕様は2026年6月時点の情報であり、最新の内容はkintone公式サイトでご確認ください。

参考:kintone料金ページ  

ライトコース

ライトコースの料金は、1ユーザーあたり月額1,000円(税抜)、年額12,000円(税抜)です。最小契約は10ユーザーからとなります。

このプランでは、データの蓄積・一覧表示・検索ができる「アプリ」を200個まで、プロジェクトやタスクを管理する「スペース」を100個まで利用できます。ただし、API・JavaScript・プラグイン・Webhookといった外部サービス連携や拡張機能には対応していません。シンプルな業務改善から試してみたい小規模なチームや、まずは最小限の機能で始めたい場合に向いたプランです。  

スタンダードコース

スタンダードコースの料金は、1ユーザーあたり月額1,800円(税抜)、年額21,600円(税抜)です。最小契約は10ユーザーからとなります。

このプランでは、アプリを1,000個、スペースを500個まで利用できます。ライトコースとは異なり、API・JavaScript・プラグイン・Webhookに対応しているため、外部サービスとの連携やカスタマイズが行えます。後ほど紹介するFormBridgeなどの連携サービスを使う場合も、このスタンダードコース以上が必要です。豊富な機能を備え、業務をしっかり効率化したい企業に幅広くおすすめできるプランです。

なお、スタンダードコースは30日間の無料お試しが可能です。導入前に実際の機能を確認したい方は、まずお試しから始めてみると良いでしょう。  

ワイドコース

ワイドコースの料金は、1ユーザーあたり月額3,000円(税抜)、年額36,000円(税抜)です。

このプランでは、アプリを3,000個、スペースを1,000個まで利用でき、大規模利用向けの専用機能やポータル追加にも対応しています。スタンダードコースと同様に、API・JavaScript・プラグイン・Webhookによる連携やカスタマイズも可能です。

ただし、最小契約ユーザー数が1,000ユーザーからとなるため、対象は従業員数の多い大企業が中心になります。中小企業の場合は、まずスタンダードコースから検討するのが現実的でしょう。  

主なオプションサービス

kintoneには、基本コースに加えて利用シーンを広げるオプションも用意されています。代表的なものを整理しました。

オプション料金(税抜)内容
ゲストユーザー月額700円〜1,440円/1ユーザー社外の方をゲストとして招待できる(コースにより料金が異なる)
セキュアアクセス月額250円/1ユーザー証明書をインストールした端末のみにアクセスを制限
ディスク増設月額1,000円/10GBドメイン全体のディスク容量を追加
※2026年6月時点の情報です。最新の内容は公式サイトでご確認ください。

自社の運用に合わせて、必要なオプションを組み合わせて利用できます。  

2026年6月から正式提供が始まった「kintone AI」

kintoneの最新トピックとして、ぜひ知っておきたいのが「kintone AI」です。サイボウズは、2025年4月からβ版「kintone AIラボ」として提供してきたAI機能を、2026年6月14日より正式版として提供開始しました。

正式版では、社内マニュアルや過去の問い合わせ履歴などを横断的に探す「検索AI」、チャットでアプリを生成できる「アプリ作成AI」、スレッドや日報を要約するAI機能など、複数のAI機能が利用できます。対象はスタンダードコースまたはワイドコースで、個別の申し込みは不要です。

kintone AIはクレジット制が採用されており、付与されたクレジットはチーム全体で共有しながら利用する仕組みです。クレジットの範囲内であれば追加料金なしで使えるため、まずは標準の機能から試してみると良いでしょう。なお、クレジットを追加購入できる有償オプションは、2026年秋頃に提供予定とされています。

こうしたAI機能が標準で使えるようになったことで、kintoneは単なるデータベースにとどまらず、社内ナレッジの活用や報告業務の効率化まで支援できるプラットフォームへと進化しています。料金を検討する際は、この点もあわせて費用対効果を見ていくのがおすすめです。

kintone AIの活用についてもご相談いただけます

どの業務からkintone AIを使い始めると効果が出やすいか、御社の状況に合わせて分かりやすくご提案します。難しいIT用語は使いません。

なぜkintoneの料金が高いと感じるのか

kintoneは業種を問わず、幅広い業務の効率化に貢献する価値の高いサービスです。一方で、料金については一定の検討が必要な面もあります。ここでは、kintoneの料金が高く感じられる主な理由を3つの観点から見ていきましょう。  

ユーザー数に応じて料金が発生するため

kintoneの料金は、いずれのコースもユーザー数に応じて課金される仕組みです。たとえば、月額1,800円(税抜)のスタンダードコースを100名の社員全員が利用する場合、月額18万円以上の費用がかかる計算になります。

このように、会社の規模やユーザー数が増えるほどコストも比例して増えるため、全社展開を考えると料金が高く感じられることがあります。導入効果を実感している企業でも、全社員への展開となるとコスト面で慎重になるケースは少なくありません。  

より安価なサービスと比較してしまうため

kintoneは、他のクラウドサービスと比べるとやや高額に感じられる場合があります。たとえば、月額数百円程度でチャットやスケジュール管理、オンラインストレージに特化したサービスも多く存在し、中には無料で使えるものもあります。

ただし、これらは機能を一部に絞ったサービスである点に注意が必要です。kintoneは、データベース・コミュニケーション・業務アプリの構築といった機能を1つに統合したプラットフォームであり、単純な価格比較だけでは見えにくい価値があります。「何と比べるか」によって、高い・安いの印象は大きく変わるといえるでしょう。  

活用メリットが導入前には見えにくいため

kintoneの料金が高いか安いかは、最終的には投資対効果によって判断されるものです。しかし、業務効率化ツールは使い始めてから効果を実感するまでに一定の時間がかかります。そのため、導入前には具体的なメリットが見えにくく、月額費用だけが先に気になってしまうこともあるでしょう。

投資対効果を評価するには、月額料金とユーザー数をもとに、どれだけの業務効率化や生産性向上が期待できるかを試算することがポイントです。kintoneでは、アプリの数が1個でも100個でも月額料金は変わりません。1つのアプリでも月額料金分の価値をしっかり感じられるなら、投資対効果は高いといえます。ツールを使いこなし、活用の幅を広げていくことが大切です。  

コストを抑えてkintoneを活用する方法

kintoneの料金はユーザー単位で発生するため、利用人数が増えるほどコストもかさみます。一方で、kintoneと連携できるサービスの中には、kintoneライセンスを持たないユーザーでもレコードの追加や情報の閲覧ができるものがあります。

こうしたサービスの多くは、ユーザー単位ではなくドメイン(環境)単位で料金が発生するため、ユーザー数の増減によるコスト変動がありません。連携サービスを上手に組み合わせることで、トータルコストを抑えながらkintoneを効果的に活用できます。ここでは、その代表例として「FormBridge(フォームブリッジ)」を紹介します。  

ユーザー数に左右されないドメイン単位の料金体系

FormBridgeは、トヨクモ株式会社が提供するkintone連携のWebフォーム作成サービスです。利用するには、スタンダードコース以上のkintoneが必要で、ドメイン(環境)ごとに1契約する形になります。この料金はユーザー数に依存せず一律のため、kintoneの利用ユーザーが増えてもFormBridgeの料金は変わりません。

FormBridgeの料金プランは、ライトコース・スタンダードコース・プレミアムコース・プロフェッショナルコース・エンタープライズコースの5種類が用意されています。最もリーズナブルなライトコースは、月額7,000円(税抜)、年額84,000円(税抜)から導入でき、初期費用や解約費用はかかりません(2026年6月時点)。料金・仕様は変更される場合があるため、最新情報はトヨクモ公式サイトでご確認ください。  

kintoneユーザーでなくてもフォーム入力が可能

FormBridgeで作成したフォームは、kintoneのユーザーでなくても入力できます。これにより、お問い合わせフォームやアンケート、採用フォームなどを通じて、社外の幅広い方から情報を収集することが可能です。

入力されたデータは自動的にkintoneに保存されるため、転記の手間が省け、入力ミスの防止にもつながります。さらに、「kViewer」を併用すれば、kintoneのライセンスを持たないユーザーにもkintone内の情報を外部公開して閲覧してもらえます。FormBridgeとkViewerを連携させることで、回答者自身が入力内容を確認・修正することも可能になります。  

月額一律で豊富な機能を利用できる

FormBridgeは、月額固定料金で豊富な機能を利用できる点も魅力です。マウスやキーボードの簡単な操作で、フォームを無制限に作成できます。作成したフォームのURLや埋め込みコードが自動生成されるため、QRコード化してメールで送ったり、自社サイトに掲載したりすることも可能です。

フォームのデザインや機能は自由にカスタマイズでき、条件分岐やステップフォームの設定にも対応しています。多言語表示や投稿数制限、公開期限の設定もできるため、多様なニーズに合わせたフォーム作りが行えます。さらに、入力内容の一時保存や、入力後の自動返信メールにも対応しており、回答者・管理者の双方にとって使いやすいフォームを提供できます。  

連携サービスを併用してkintoneをもっと便利に活用しよう

今回は、最新の料金プランをふまえながら、kintoneの料金が高く感じる理由と、kintone連携サービス「FormBridge」を活用してコストを抑えるポイントについて解説しました。あわせて、2026年6月から正式提供が始まった「kintone AI」もご紹介しました。

kintoneの料金が高く感じられるかどうかは、活用方法や費用対効果によって変わります。導入する機能やユーザー数によって投資対効果は大きく異なるため、一概に高いとはいえません。AI機能の標準提供によって、活用の幅もさらに広がっています。

また、FormBridgeに加えて、kViewerやkMailerなど、ユーザー単位ではなくドメイン単位で契約できる連携サービスも数多くあります。これらを併用することで、トータルコストを抑えつつ、kintoneの機能を最大限に引き出すことができます。自社に合ったプランや連携サービスの選び方にお悩みの際は、トムスまでお気軽にご相談ください。  

kintoneの導入は、お気軽にご相談ください

「自社だといくら?」「どう使えば効果が出る?」といった費用対効果の試算から、トムスがサポートします。相談・ヒアリングは無料です。

監修者

中川 豊章

株式会社トムス 代表取締役