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COLUMお役立ちコラム

2025年12月26日

kintoneのアプリは無料?利用の流れやできないことを解説

kintone(キントーン)のアプリとは、kintone上で利用できる業務システムのことです。

業務に合わせて自由に作成・カスタマイズでき、プログラミングの知識がなくてもノーコードで構築できます。そのため、専門の開発者がいなくても、コストや時間をかけずに手軽に業務改善を進められるのが特徴です。

一方で、その便利さから、「kintoneの利用料とは別料金になるのでは」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

本記事では、kintoneのアプリが本当に無料で使えるのか、利用方法、そしてアプリだけでは対応できないケースについて詳しく解説します。

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【この記事で分かること】

  • kintoneのアプリは無料で利用できるのか
  • kintoneのアプリを無料で利用する具体的な流れ
  • kintoneのサンプルアプリの種類と活用方法

 

kintoneのアプリは無料で使える

kintoneのアプリは、PCからでもスマートフォンからでも無料で利用できます

アプリの利用にあたり、kintoneの利用料以外で追加費用が発生することはありません。また、アプリを一から作成して使う方法と、サンプルアプリを追加して使う方法の2つがありますが、どちらも無料で利用可能です。

自分で作るアプリ

アプリと聞くとスマートフォンアプリのような完成品をイメージするかもしれませんが、kintoneでは業務に必要なアプリを一から自分で作成できます。そのため、業種や業務内容を問わず、目的に合わせたシステムを自由に構築可能です。

作成手順は非常にシンプルで、フィールド(入力枠)をドラッグ&ドロップで配置していくだけです。

サンプルアプリ

kintoneのサンプルアプリとは、完成された状態で提供されているアプリです。

無料で200種類以上ものサンプルアプリが揃っており、目的に近いものを選んで追加するだけで運用を始められます。

また、追加後にカスタマイズすることも可能です。一からアプリを作る手間を省きながら、自社の業務に合わせて利用できます。

例えば「顧客管理」のサンプルアプリには、あらかじめ顧客番号や作成者などの入力枠が設定されています。

引用:https://kintone-sol.cybozu.co.jp/apps/031-kokyaku-list.html

無料で使えるkintoneのアプリ数はプランによる

kintoneのアプリは無料で利用できますが、契約しているプランによって作成できるアプリの上限があります。

<kintoneのプラン>

月額料金/1ユーザー
(最低ユーザー数をふまえた費用)
アプリ数
ライトコース1,000円
(10人:10,000円)
200個
スタンダードコース1,800円
(10人:18,000円)
1,000個
ワイドコース3,000円
(1,000人:300万円)
3,000個
(上限の相談可)

この上限は1ユーザーあたりではなく、1つの環境での合計数です。

例えば、ライトコースを利用しているA社で10人のユーザーがいても、アプリの合計数は200個までとなります。なお、費用面でいえばライトコースが最も安いですが、アプリの上限数以外にもプランによって機能の差があります。

例えば、アプリだけでは対応できない機能はプラグインや外部サービスとの連携によって補うことができますが、ライトコースではその機能が利用できません。自社の業務や必要な機能を考慮しながらプランを検討しましょう。

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kintoneの無料アプリを利用する流れ

kintoneのアプリを利用する方法には、自分で一から作成する方法とサンプルアプリを活用する方法があります。

それぞれの具体的な手順を詳しく説明します。

アプリを作る場合

アプリを一から作る際は、ポータル画面のアプリにある「+」をクリックし、「新しくアプリをつくる」内の「はじめから作成」を選択しましょう。作成画面が表示されるので、フィールドを自由に配置していくだけで、簡単にアプリが完成します。

サンプルアプリを活用する場合

サンプルアプリを利用する場合は、以下の3ステップで進めていきましょう。

  1. アプリを選ぶ
  2. アプリを追加する
  3. アプリを調整する

各ステップについて、詳しく解説します。

【1】アプリを選ぶ

まずは、目的に合ったサンプルアプリを探しましょう

ポータル画面のアプリにある「+」をクリックし、左パネルの「アプリを探す」または下部の「おすすめのアプリ」から、どのようなサンプルアプリがあるか確認できます。

また、カテゴリーで絞り込んだり、キーワードで検索したりすると、目的に合ったアプリを見つけやすいでしょう。

【2】アプリを追加する

利用したいサンプルアプリが決定したら、『このアプリを追加』→『追加』の順にクリックします

アプリによっては入力例としてサンプルデータが登録されていますが、不要であれば「サンプルデータを含める」のチェックを外して追加をします。

【3】アプリを調整する

追加したサンプルアプリは、自社の業務に合わせて調整できます

ポータル画面のアプリ一覧から該当のアプリを選び、右上の歯車アイコンをクリックすると編集画面が開き、フィールドの追加や削除、表示形式の変更などを簡単に行えます。

編集が完了したら、『フォームを保存』→『アプリを更新』をクリックして変更を反映します。この手順は、自分で作成したアプリを調整する際も同様です。

また、アプリの作成方法には、ExcelやCSVファイルを読み込む方法や、作成済みアプリを活用して作る方法もあります。

以下の記事では、kintoneアプリの作り方について、より詳しく解説しています。業務に合わせたアプリをスムーズに作りたい方は、ぜひ参考にしてください。

>>kintoneアプリの作り方は?便利な機能や作成時のポイント

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kintoneのサンプルアプリにはどんなものがある?

kintoneのサンプルアプリは200種類以上用意されています。ここでは、その具体例として4つのアプリを紹介します。

  • 顧客リスト
  • 案件管理
  • 日報
  • タイムカード

自社での活用方法を検討する際の参考にしてください。

顧客リスト

引用:https://kintone-sol.cybozu.co.jp/apps/031-kokyaku-list.html

顧客リストアプリは、顧客番号や会社名、担当者情報などの入力枠があらかじめ設定されており、マスタアプリとして活用できます

アプリ間でデータを連携できるため、案件管理など他のアプリ上で、この顧客リストアプリにある情報を取得することも可能です。

複数のアプリで共通の情報を扱う場合には、このようなマスタアプリを利用することで、同じデータを何度も入力する手間が省けるだけでなく、データの整合性を保てます。

案件管理

引用:https://kintone-sol.cybozu.co.jp/apps/035-ankenkanri.html

案件管理アプリは、案件ごとに顧客情報や進捗を一元管理できるアプリです。

kintoneではデータごとにコメントをやり取りできるため、案件単位で進捗や確認事項のコミュニケーションを行えます。

分析機能を活用すれば、担当者ごとの売上や案件の推移をグラフ化でき、現状の把握や戦略立案、人事評価に役立つでしょう。

日報

引用:https://kintone-sol.cybozu.co.jp/apps/008-nippo.html

日報アプリは、日々の業務内容や気づきを記録するアプリです。コメント機能を活用すれば、フィードバックや感謝のメッセージをやり取りすることもできます。

kintoneはクラウドサービスであるため、スマートフォンやタブレットからもスムーズなアクセスが可能です。リモートワークや外出先からの直帰など、柔軟な働き方を導入している企業でも活用しやすいでしょう。

タイムカード(IF関数搭載版/月次版)

引用:https://kintone-sol.cybozu.co.jp/apps/timecard_if.html

タイムカードのサンプルアプリはいくつか用意されていますが、今回ご紹介するのは勤怠状況に応じて勤務時間や残業時間を自動算出できるアプリです。

IF関数が組み込まれているため、勤怠状況を「終日休」にした場合、出勤時間や退勤時間を間違って入力してしまっていても勤務時間を「0」と表示できます。

この仕組みにより、勤怠データの入力ミスを防ぎ、正確な労務管理をサポートします。

kintoneの無料アプリでは対応できないこともある

kintoneは業務に合わせたアプリを自由に作成・利用できますが、すべての機能をアプリだけで実現できるわけではありません

例えば、フィールドの入力規則を設定して「半角数字で入力してください」などとエラーメッセージを表示させたり、kintoneの通知をSlackに送れるようにしたりといったことは、アプリの機能では設定できないのです。

しかし、以下の方法によって、標準機能のアプリでは対応できない便利な機能を追加することができます。

  • JavaScriptでのカスタマイズ
  • プラグインの利用
  • 外部サービスとの連携
  • オリジナルアプリ開発の依頼

専門知識や別途費用が必要な場合もありますが、これらを活用することでkintoneの利便性を最大限に引き出せるのです。

トムスでは、kintoneの伴走支援やレクチャー教室、アプリ開発などを通して、企業の業務改善を支援しています。「何から始めたらいいのかわからない」「導入したけれどアプリの作り方がいまいちわからない」「自社にフィットしたアプリが欲しい」といった幅広いお悩みに対応可能です。

kintoneに適さない業務もある場合は正直にお伝えし、長く安心してご利用いただけるパートナーをめざしています。相談は無料ですので「こんな業務課題を解決したいけど可能?」など、まずはお気軽にお問い合わせください。

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まとめ

kintoneのアプリは、自分で作成する方法とサンプルアプリを活用する方法があります。サンプルアプリを活用すれば、初心者でも簡単に業務に合わせたシステムを構築でき、すぐに運用を開始できます。

どちらの方法を選んでも追加費用は発生しませんが、利用できるアプリ数はプランによって異なるため、業務規模に合わせて適切なプランを選択することが重要です。

一方で、標準機能では対応できない要件がある場合は、JavaScriptカスタマイズやプラグイン、外部サービスとの連携が必要です。

トムスでは、kintoneの導入から運用まで、お客さまの業務改善を総合的にサポートしています。アプリの設計やカスタマイズについて相談したい、または実装方法について教えてほしいなど、どんなお悩みでもお気軽にご相談ください。

自社に最適なkintone活用方法を一緒に見つけていきましょう。

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