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業務改善

Zoho CRM連携の手法は?API連携・連携メニューなどの種類

投稿日:2023年2月16日

Zoho CRMはさまざまなAPIと連携したりWebフォームと組み合わせたりすると、より効率よく顧客管理ができます。この記事では、Zoho CRM連携について紹介します。

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Zoho CRMの連携による効果

Zoho CRMの連携を活用すると顧客管理の業務効率化が進みます。CSVからのデータ移行やWebサイトのお問い合わせフォームの申し込みをCRMと同期させることも可能です。また、API連携によりZoho以外のアプリケーションとの連携もできます。

Zoho CRMの連携手法

Zoho CRMおよびZohoはさまざまな手法で連携できます。

Zoho flowによるAPI連携

Zohoが公開しているAPIを利用することで、Zoho以外のアプリケーションやシステムとも連携できます。しかし、APIを利用するには、連携ロジックの設計やプログラミングの知識が必要となるため、実装ハードルは高くなります。ただし、APIを利用することで、より高度な連携を実現できます。

  • REST API:Zoho CRMのコンポーネントにアクセスし、情報が取得できる
  • バルクAPI:大量のデータ取得・アップロードができる
  • 通知API:Zoho CRMの情報がAPIで更新されたら自動的に通知が送信される
  • クエリAPI:独自のクエリにより、Zoho CRMからデータが取得できる

Zoho Flowを利用することで、Zohoが提供する60以上のアプリケーションを連携させることができます。また、Zoho Flowは、設定メニューを利用して簡単に設定できるため、初心者でも簡単にアプリケーションを連携できます。

連携メニューを利用した連携

Zoho CRMと他のZohoアプリケーションを連携するには、設定>マーケットプレイス>ZohoにあるZohoアプリケーションとの連携設定メニューを利用します。この設定により、取引先、連絡先、商談などの標準タブのデータをZohoの他のアプリケーションと連携することができます。また、Google WorkspaceやOffice365などとの連携設定では、カレンダーの連携も可能です。

ZOHO Market Placeによる連携

Zoho Market Placeには、さまざまなアプリケーション間の連携を可能にするためのコネクタアプリケーションがあります。これらのアプリケーションは、Zohoアプリケーションとの連携メニューがないアプリケーションに対して、インストールすることができます。

例えば、Salesforce、Shopify、Slack、Zendeskなどがあります。これらのアプリケーションをZoho Marketplaceからダウンロードし、Zohoアカウントに接続することで、アプリケーション間でデータを自動的に同期することができます。

Webフォームを利用した連携

Zoho CRMには、Webフォームを通じてお問い合わせフォームからデータを取り込む機能があります。これにより、お客様からのお問い合わせを受信するだけでなく、見込み客などのデータを取り込むことができます。

CSVによる連携

Zoho CRMとCSVファイルを利用した連携は、クラウド環境ではない既存の業務システムから顧客データなどを移行する場合に主に利用されます。CSVファイルを作成し、そのデータをZoho CRMにインポートすることで簡単にデータの連携ができます。ただし、連携頻度が高い場合にはあまり向いていません。定期的な連携が必要な場合は、API連携を利用することがおすすめです。

Zoho CRM連携を活用して業務効率化を進めよう

Zoho CRM連携を活用すると、効率よく顧客管理ができます。ZohoはさまざまなアプリケーションとのAPI連携がしやすいので、貴社ですでに導入しているアプリケーションとの連携も難しくありません。

もし、貴社にすでに導入しているアプリケーションがある場合でもZoho CRMは柔軟に活用できます。無料プランもあるのでまずは試しに利用してみましょう。