Zoho CRMの無料プラン
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Zoho CRMの無料プランは機能制限がある?業務内での活用可否

投稿日:2023年2月16日

Zoho CRMは有料版と無料版の2プランがあります。無料版では十分な機能を活用できないのではないかと思う方もいると思いますが、実は業務で使うレベルでの活用も可能です。
この記事では、Zoho CRMの無料プランでできることをお伝えします。

当社ではZohoを使ったCRM・SFAセミナーも開催していますので以下もご覧ください。

Zoho CRMの無料プランの機能

Zoho CRMは無料プランでも十分な機能があります。ここでは、無料プランでできることとできないことについてお伝えします。

無料プランでできること

Zoho CRMの無料プランでは顧客管理やレポート機能、メール送信機能などがあります。

顧客管理・営業管理機能

Zoho CRMには、標準で設定されている基本項目があります。これらの基本項目は、顧客情報を管理するために必要な情報をカバーしています。例えば、お客様の名前や住所、電話番号、メールアドレスなどが含まれます。Zoho CRMの良い点は、これらの基本項目が無制限に使用できることです。つまり、必要なだけ多くの情報を入力することができます。

無料版では、基本項目の情報を入力することはできますが、それ以上のカスタマイズはできないので、あなたのビジネスに合わせた特別な項目を追加することはできません。有料版では、カスタマイズが可能になります。例えば、個別の項目の追加や、レポートの作成などができます。

レポート機能

Zoho CRMの無料版では、顧客管理や営業管理に使える汎用的なレポートが使えます。たとえば、営業成績レポートや商談状況レポートなど、ビジネスに必要な情報を一覧できます。これらのレポートは、簡単に作成でき、直感的に操作できるため、初めてCRMを使用する人でも扱いやすいです。

レポートの適用期間は、無料版でも自分で設定できます。たとえば、直近の1週間、1ヶ月、直近の四半期など、自分が必要とする期間を選択して表示可能です。また、過去の期間を選択すれば、過去の営業成績や商談状況を振り返ることもできます。

有料プランで作成したレポートは、無料期間への移行後も使用できるのがZoho CRMのメリットです。つまり、有料プランで作成したレポートを無料版で使用可能です。これにより、有料プランに移行する前に、どのようなレポートが必要かを確認できます。

メール送信機能

Zoho CRMでは、顧客に送信するメールのテンプレートを最大10個まで作成できます。テンプレートを作成することで、同じ内容のメールを繰り返し送信する際に手間を省くことができます。テンプレートは、自由に編集でき、マーケティングメールやアンケート回答の自動送信などに活用可能です。

Zoho CRMでは、メールマーケティングツールとしての機能がないので、一括配信を行うことはできません。顧客ごとに個別にメールを送信することはできます。また、外部のメールマーケティングツールとの連携が可能なため、無料プランであっても別途ツールを利用することで一括配信を行うことができます。

無料版の機能制限

Zoho CRMの無料プランでは、3人までのユーザーが登録できます。これは、小規模なビジネスには十分な数ですが、大規模な企業には不十分かもしれません。もし、より多くのユーザーを登録したい場合は、有料プランを検討する必要があります。

Zoho CRMでは、すべてのタブの合計で5,000件までしかデータを蓄積できません。この制限には、アカウント、取引先、リード、連絡先、商談、活動など、すべてのタブが含まれます。この制限に達すると、新しいデータを追加することができなくなるので注意しましょう。

まずはZoho CRMの無料プランからトライアルを

Zoho CRMは、顧客管理や営業管理に必要な基本的な機能を備えたクラウドベースのシステムです。無料版は一部の機能には制限があるものの、他のZOHOアプリとの連携によって業務効率を向上できます。利用前に自社のニーズに合ったシステムかどうかをよく検討し、無料プランで試したうえで、必要だと感じるなら有料プランの導入を検討しましょう。