名刺交換はオンライン
名刺交換はオンライン

新しい生活様式「名刺交換はオンライン」中小企業はどう実践すればいいのか?

投稿日:2020年5月5日

新しい生活様式に沿った新たな働き方とは?

2020年5月3日に新型コロナの専門家会議によって「新しい生活様式」が発表されました。今回はこの中から仕事に関する分野、特に名刺のオンライン化に触れていきたいと思います。まず、「名刺交換はオンライン」で提言された仕事の進め方はどのような内容だったかおさらいます。 

①テレワークやローテーション勤務
②時差通勤でゆったりと
③オフィスは広々と
会議はオンライン
⑤名刺交換はオンライン
対面での打ち合わせは換気とマスク

今までコロナ対策で行ってきたことと大きくは変わらないかと思います。基本可能な限り自宅で仕事をして、移動の必要がある時は混んでいる時間を避ける。そして会議なども換気とマスクを忘れないようして下さい。と、いうことです。 

その中で、地方で働く我々の目線で際立ったのが「名刺交換はオンライン」でした。地方では形式的な名刺交換がまだまだ文化としてあり、名刺のデータベースかなどが遅れている環境であったこともあり、今回を気に無駄な名刺交換や交換を目的とした会が意味を持ってくれるといいなと思っています。 

今回はこの「名刺交換はオンライン」のやり方について考えてみたいと思います。 

先にお伝えしておきますが、名刺交換の儀式をなくしている会社は少しずつ増えており、 SNSの交換やチャットツールの交換でことが住むケースは増えてきているので、名刺そのものの価値も見直すタイミングだったのかと思います。 

まずこの報道をみた時に地方の会社がどう変わっていくのか楽しみになりました。個人的にも名刺のDB化を周りの企業に進めても進まなかったのが先月までだったので、これをきっかけに進んでくれることを祈ってこの記事を書いています。 

まず、我々クラウドラボではBizCompassという名刺管理のツールを使っていました。名刺をスマホで撮って入力されるという単純なツールですが、これが安いんです。月5000円で1枚のデータあたりで30円の従量課金です。今まではこれでよかったのでですが、今回の報道を受けて名刺交換自体をオンラインで行わなければならなくなったのでクラウドラボ も検討を始めています。できる手段は大きく分けて2つになると思います。  

オンラインでの名刺交換についてはWeb会議を想定したものの情報は多いですが、リアルでの名刺交換の情報がないので、リアルでのオンライン名刺交換の手法を以下に書いていきたいと思います。 

名刺交換をオンラインで行う方法

 

⑴ SansanやEigthのようなQRや近くの方とオンライン名刺交換の機能をもったツールに切り替える 

クラウドラボも元々Sansanを利用していましたが、価格の都合で安価なツールに切り替えて今に至ります。その中で、同社提供のEightもビジネス版を提供し始めていることがわかりました。この機能の中でQRでの名刺交換の機能が実装されててい流ようです。相手がEightやSanSanを利用していなくてもブラウザで確認できるようです。 

Sansanが高価でリプレイスしたタイミングでEgithも検討しましたが、当時は個人利用の経路が強く、会社の名刺データベースというより個人の名刺データベースのイメージでした。こうなってくると会社の資産である名刺情報が個人に紐づいてしまうので、個人が組織を離れた時にそのデータが利用できないという課題が出てきます。そういう意味では会社のDB化を進められる有料ツールは導入必須になってきます。 

【 Eight 企業向けプレミアム料金 】 

  • 初期費用:なし 
  • 基本使用料:月額10,000円/社 
  • アカウント料:月額400円/人 

上限30人未満 

※ 1法人1契約まで 

オンライン名刺交換の方法
https://eight.zendesk.com/hc/ja/articles/360000571535-%E5%90%8D%E5%88%BA%E4%BA%A4%E6%8F%9B%E6%A9%9F%E8%83%BD%E3%82%92%E5%88%A9%E7%94%A8%E3%81%99%E3%82%8B

 

⑵ 名刺などの裏にQRコードを印刷しメールアドレスなどの情報を読み込ませる 

お金をかけない方法としては、相手にQRコードの読み込みをお願いし、メーラーを立ち上げていただき、メールを送っていただくことも想定できます。 

⑶ SNSやLINEの交換で済ませてしまう 

会社として名刺データを保管するつもりのない会社もあると思います。その際にはSNSやLINEの交換だけで繋がるという割り切りも必要かもしれません。 

 

 

DB化の活用方法まで想像した設計がマスト(活用しないならやらなくていい)

名刺のデータベースはBtoBの企業中心にメールマーケティング使うというケースもあります。MAツールと連携させたりなどですね。名刺データはマーケティングにも使える情報なので、自社のどういった戦略に使っていきたいかを明確にした上で、他のツールとのデータベースの相性などもみながら選定して行けるといいと思います。個人的には名刺交換はなくなってもいいかと思っていますが、会社の資産としてメールマーケティングやチャットでの情報発信にはデータベースは有効だと思っています。 

クラウドラボは、今後Eight → DB化 → Kintone → MAツールという管理方法に移していく予定で考えています。