kintone開発の外注費用はどれぐらい?
業務改善

kintone開発の外注費用はどれぐらい?
プロに依頼する一番大きな価値とは?

投稿日:2022年3月9日

kintoneの高度なカスタマイズをする場合、自社の社員では技術的に開発が難しいケースもあります。

しかし、Javascriptのようなプログラミング言語によるカスタマイズを依頼する場合、外注費が気になる企業様は少なくないでしょう。あるいは、外部でのカスタマイズを前提にkintoneの導入を検討中の企業様もいるかもしれません。

この記事では、kintone開発を外注する場合の費用の相場と、プロに開発を依頼するメリットを紹介します。

【項目別】kintoneの開発費用の相場

【項目別】kintoneの開発費用の相場
kintoneのシステム開発を含め、一般的にシステム開発にかかる費用は「作業単価×作業時間+固定経費」で算出されます。自社の運用に合わせた形にカスタマイズしたり、新規アプリを導入したりする必要があれば、さらに経費はかさむでしょう。

ここでは、プロに開発を依頼した場合の価格はどれくらいになるのか、相場をご紹介します。

アプリの小規模カスタマイズ

ここでは、具体的に当社のカスタマイズ例と費用をご紹介します。

・レコードの一覧画面の色を変えるカスタマイズ(約3万円)
案件ごとの一覧画面を見た時に、「未対応」のものがすぐに分かるようにしたいと考えている方も少なくありません。この場合、フィールドに指定した条件によって、レコードの文字色や背景色を変えることができます。

例えば、「未対応」になっているレコードの文字色を赤色に設定すると、処理済みと未対応の案件やタスクが一目瞭然です。アプリ内でレコードが増えて起こる対応漏れの防止につながるでしょう。

・自動ルックアップ(約3万円)
ルックアップとは、他のアプリにある情報からデータをコピーすることができ、作業効率のアップと入力ミス・漏れを防げる機能です。

例えば、営業案件のアプリを新規で作成した場合、すでに別アプリに顧客情報を登録していれば、そこから取得できるので入力の手間を省けます。

通常、ルックアップは「取得する」ボタンを押さないと通常は作動しません。しかし、自動ルックアップにカスタマイズすることで編集画面を開いただけでデータの自動取得が可能になります。

データの自動取得により作業が自動化できてヒューマンエラーが防げるため、生産性の向上が期待できます。

外部システム連携

kintoneを他ツールと比べた場合に優れている点は、他の外部クラウドシステムとの連携が容易なことです。

普段利用しているシステム同士を連携することで、情報が一元管理され、一連の業務フローがシームレスになることで業務効率がアップします

以下、当社の代表的な連携例と開発費用を紹介します。

・LINEやchatwork、slackといったコミュニケーションツールとの連携(5万~10万円)
→kintone上の通知をチャットツールに飛ばす

・freeeや勘定奉行などの会計ソフトとの連携(10万円~)
→kintoneに案件・売上を登録すると自動的に会計ツール側に登録され、請求情報と入金情報を消込させる

・googleとの連携(5万~10万円)
→google mapをkintone上に表示させる

このように、kintoneは外部システムと連携させることが可能です。貴社で使用中の外部システムとの連携ができるか気になる方は、一度お問い合わせください。

kintone開発で業務工程の見直しや開発費用が抑えられることも

kintone開発で業務工程の見直しや開発費用が抑えられる
kintoneの開発は、プロに頼むことをおすすめします。

企業様が導入しているシステムを理解したうえで開発を行い、改善案を提示して徹底的に業務を見直しできるからです。例えば、当社でも単に企業様からの指示通りに開発するだけではなく、より働きやすい環境を作る最適な手段を考えます。

また、今の業務工程に合った内容で開発するのではなく、業務を見直し、今後の業務にあった最適な開発もできます。業務効率化により今まで掛かっていた時間的コストも削減できるメリットもあるのです。

なお、kintoneの開発をプロに依頼するときは現場の方の要望を最大限に汲み取り、できたら開発の依頼にも関わってもらうようにしましょう。現場の方の不満を解消できる開発を依頼すると、継続的なkintoneの利用と、長期的なコスト削減に繋がります。

kintoneが使いにくいと感じる理由については以下の記事でも詳しくまとめました。ぜひご覧ください。

>kintoneの使いにくいという評判は本当?導入するデメリットとは

kintoneの開発費用まとめ

kintoneを導入したものの業務効率化が進んでいなかったり、カスタマイズのハードルが高くて使いこなせていなかったりする企業様もいるかもしれません。そんな時はプロに開発を依頼して、より自社に合わせてカスタマイズすることをおすすめします。

kintoneを提供するサイボウズのパートナー企業であるトムスでは、kintoneの自社開発をサポートする「kintone伴走支援」を行っています。貴社の業務内容をヒアリングし、業務効率化のために最適な環境の提案・開発を支援します。
小規模なkintoneの開発なら3万円から対応可能ですので、まずは一度お問い合わせください。

なお、kintone開発全般に関する内容は、次のページで詳しく解説していますので、あわせてご覧いただければ幸いです。

>kintoneを使ったシステム開発│自社開発と外注それぞれのポイント