CASE導入事例
kintoneの活用で営業活動の可視化
- kintone
静岡市に本社を構える「あらしお株式会社」は、江戸時代から続く伝統的な塩づくりを今に伝える企業です。営業部門ではこれまでExcelや紙で顧客・商談情報を管理していましたが、業務の効率化と情報の一元管理を目的にkintoneを導入。導入のきっかけや、その後の変化について専務取締役の川島由紀様に伺いました。

株式会社あらしお様
導入先の概要
業界 | その他 |
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事業内容 | 静岡県静岡市駿河区にある『あらしお株式会社』は、江戸時代に駿河有度浜にて塩造りに携わり全国で初めて「平釜塩」の製造を再開されました。 |
従業員数 | 5ライセンス |
ホームページ | https://www.arashio.co.jp/ |
導入前の課題
・商談情報や訪問履歴の管理をExcelや紙で行っており、確認や整理に時間がかかっていた
・顧客情報と商談履歴を紐づけることができず、フォロー漏れが発生することもあった
・書類の日報による営業引き継ぎは非効率で、特定の内容を探すのが困難だった
製品カテゴリー | 製品名 |
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ノーコードツール | kintone |
改善効果
・部署ごとに必要なアプリを管理でき、業務の可視化・整理が進んだ
・顧客情報と商談履歴の紐づけが可能となり、営業引き継ぎがスムーズに
・過去の商談履歴をすぐに確認できるようになり、フォロー漏れがなくなった
導入事例詳細
静岡県静岡市駿河区にある『あらしお株式会社』は、江戸時代に駿河有度浜にて塩造りに携わり全国で初めて「平釜塩」の製造を再開されました。これまではExcelや紙で顧客情報やお客様との商談情報の管理を行っていたとのこと。kintone導入前の課題とkintone導入後はどのように業務改善していったのか、専務取締役 川島由紀様にお話を伺いました。
kintone導入前の業務課題とは?
kintone導入前はどのような業務課題があったのでしょうか。
「営業部の情報管理をExcelや紙で行っており、〝いつ〟〝どこで〟〝誰が〟〝何を行ったのか〟を確認していました。商品の営業を行った際の商談の内容や、訪問先などの情報を入力していましたが、確認や整理に時間が掛かってしまっていて、もっとシステマチックにできないものかと考えていました。
また、Excelで顧客情報管理も行っていましたが、お客様ごとに商談日や商談内容の確認、次回の商談はいつなのかといった情報の紐づけもしたいと考えていました。初回のお客様に商品のサンプルを送り、紹介したところまででやり取りが終わってしまっていたこともあった為、次のフォローを忘れず行えるようにしたいというのも課題の1つでした。」と振り返られました。
kintone導入の決め手とは?
営業部の情報管理と顧客情報の紐づけという課題がある中で、kintoneの導入の決め手をお伺いしました。
「色々なITツールがある中でどのツールを使えばいいのか分からなかったのですが、kintoneは専門的な知識がなくても始めることができ使いやすそうだと感じました。また、はじめて導入するツールをどの程度使いこなせるのか分からなかったので、30日間無料で試すことができ、本契約をする前に使い勝手を分かった上で導入できる点が魅力的でした。」とkintoneの導入までの経緯を語られました。
kintone導入後はどのような成果があったのか
実際のkintone導入後はどのように変わったのでしょうか?
「スペースなどで部署ごとに必要なアプリの管理ができ、業務の可視化ができるようになりました。業務の整理がしやすい環境を作ることができ、大変便利です。
また、これまでの営業部内の引き継ぎは書類の日報に記入をしており、特定の日にちの商談内容を確認したい場合などに探し出すことが困難でした。ですがkintoneを導入してからは、今までのお客様との商談履歴をすぐに確認することが出来るようになりましたし、顧客情報と商談内容の情報の紐づけもでき、引き継ぎも楽になりました。」と語られました。
kintone活用の展望
今後のkintone活用について、展望などをお伺いしました。
「今後は製造部の日報や備品の管理、商品の品質管理などを効率よく行っていきたいです。また、日報から製造数などを確認し評価をするといった各社員のモチベーションに繋がるような仕組みや設定を作っていけたらいいなと思っています。」と今後について語っていただきました。