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COLUMお役立ちコラム

2026年8月10日

ビジネスで使えるプロンプトの書き方|生成AI活用テンプレート集


「生成AIに指示してみたけれど、思ったような回答が返ってこない」という経験はないでしょうか。ChatGPTやClaudeといった生成AIは便利なツールですが、うまく使いこなせるかどうかは「プロンプト(指示文)」の書き方で大きく変わります。

プロンプトとは、AIに対して出す指示や質問の文章のことです。同じAIでも、指示の仕方次第で回答の質が大きく変わるため、コツを押さえておくと業務での活用度がぐんと高まります。

本記事では、ビジネスで使えるプロンプトの書き方を、5つの基本のコツと、そのまま使えるシーン別テンプレート集にまとめました。生成AIを業務にもっと役立てたい方は、ぜひ参考にしてください。

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【この記事で分かること】

  • プロンプトとは何か、なぜ書き方で結果が変わるのか
  • ビジネスで使えるプロンプトの5つの基本ルール
  • シーン別・すぐに使えるプロンプトテンプレート集
  • プロンプト作成で気をつけたい注意点

プロンプトとは?なぜ書き方で結果が変わるのか

プロンプトとは、生成AIに作業をお願いするときの「指示文」のことです。AIは指示された内容をもとに回答を作るため、指示があいまいだと、返ってくる答えもぼんやりしたものになりがちです。

あいまいな指示では良い回答は返ってこない

たとえば「メールを書いて」とだけ指示しても、AIは何についてのメールか分からず、的外れな文面を返してしまいます。反対に、目的や相手、伝えたい内容を具体的に伝えると、実用的な回答が返ってきます。次の表で違いを見てみましょう。

プロンプトの例返ってくる結果
「メールを書いて」何のメールか分からず、そのままでは使いにくい文面になりがち
「取引先へ、来週の打ち合わせ日程を調整する丁寧なメールを、候補日3つを含めて作成して」目的に沿った、そのまま使える文面が返ってきやすい

このように、少し指示を工夫するだけで、AIの回答は大きく変わります。プロンプトの書き方は、生成AIを業務で活かすための重要なポイントです。

ビジネスで使えるプロンプトの5つの基本ルール

良い回答を引き出すためのプロンプトには、共通するコツがあります。ここでは、ビジネスで役立つ5つの基本ルールを紹介します。

1. AIに役割を与える

「あなたは経験豊富な営業担当です」のように、最初にAIの役割を指定すると、その立場に合った回答が返ってきやすくなります。専門的な視点がほしいときに効果的です。

2. 具体的に、背景も伝える

「誰に向けて」「何のために」といった背景を添えると、回答の精度が上がります。目的や状況をセットで伝えるのがポイントです。

3. 出力の形式を指定する

「箇条書きで」「表にまとめて」「300文字程度で」など、ほしい形式を指定すると、後で使いやすい形で回答が返ってきます。

4. 例を示す

「こういう雰囲気で」という見本や具体例を1つ添えると、AIがイメージをつかみやすくなり、期待に近い回答が得られます。

5. 一度で決めず、対話しながら整える

最初の回答が完璧でなくても問題ありません。「もう少し丁寧な言葉遣いにして」「2つ目のアイデアを具体的に広げて」のように、部下にフィードバックをする感覚で追加の指示を出しながら、対話形式で仕上げていくのがおすすめです。一度で完璧な答えを求める必要はなく、やり取りを重ねて理想の形に近づけていくのがコツです。

【シーン別】ビジネスプロンプト テンプレート集

ここからは、そのまま使えるプロンプトのテンプレートをシーン別に紹介します。[  ]の部分を自社の内容に置き換えてお使いください。なお、AIは「・」による箇条書きや「【】」などの記号で区切られた文章を読み取るのが得意です。情報を整理して入力することで、より精度の高い回答が返ってきます。

メール文面を作成する

あなたは丁寧なビジネスメールが得意な担当者です。以下の内容で、取引先へ送るメールの文面を作成してください。
・宛先:[取引先の担当者名・役職]
・目的:[例:打ち合わせ日程の調整]
・伝えたい内容:[箇条書きで要点]
・トーン:丁寧かつ簡潔に

会議の議事録を要約する

以下の会議メモを、次の形式で要約してください。
・決定事項
・宿題(担当者と期限)
・議論の要点(3つまで)
【会議メモ】[メモを貼り付け]

企画・アイデアを出す

あなたは経験豊富なマーケターです。以下のテーマについて、アイデアを5つ提案してください。それぞれに一言で狙いも添えてください。
・テーマ:[例:新商品の販促企画]
・ターゲット:[  ]
・予算感:[  ]

資料の構成を考える

以下のテーマで社内向け資料を作成します。見出しの構成(章立て)を提案してください。
・テーマ:[  ]
・想定読者:[  ]
・資料の目的:[  ]
・想定ページ数:[  ]

文章を校正・リライトする

以下の文章について、誤字脱字を直し、より読みやすく丁寧な表現に整えてください。意味は変えないでください。
【元の文章】[文章を貼り付け]

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プロンプト作成で気をつけたい注意点

プロンプトを活用するうえで、あらかじめ押さえておきたい注意点があります。安全に使うためにも確認しておきましょう。

  • 機密情報を入力しない:社外秘の情報や個人情報は、そのまま入力しないよう注意しましょう。入力内容の扱いは、利用するサービスの仕様を確認しておくと安心です。
  • 出力内容を鵜呑みにしない:AIの回答が常に正しいとは限りません。数値や事実関係など、重要な部分は必ず人の目で確認しましょう。
  • 著作権などへの配慮:生成された文章が他者の権利を侵害していないか確認し、社外に公開するコンテンツに使う際は特に注意が必要です。

より効果を高めるためには、業務に合ったAIツール選びも大切です。ビジネス向けのAIについては、Claude Coworkなどを解説した記事もあわせてご覧ください。

まとめ

生成AIから良い回答を引き出すには、プロンプト(指示文)の書き方が重要です。「役割を与える」「具体的に伝える」「出力形式を指定する」「例を示す」「対話しながら整える」という5つのコツを意識するだけで、回答の質は大きく変わります。

本記事で紹介したテンプレートを、まずは身近な業務から試してみましょう。機密情報の取り扱いや出力内容の確認といった注意点を押さえておけば、安心して活用できます。使いながら少しずつ自社に合った指示の出し方を見つけていくのがおすすめです。

「社内でAIをうまく活用できていない」「もっと業務に役立てたい」という方は、トムスのサポートチームまでお気軽にご相談ください。トムスは地方と中小企業のDXに特化したパートナーとして、ツール選びから、自社の業務に合った使い方の設計や社内への定着まで、伴走型でサポートしています。

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監修者

中川 豊章

株式会社トムス 代表取締役