MEMBERメンバー

村松昂
Muramatsu Akira
詩人

私の学生時代

高校生の受験期に漠然と「大学は東京に行きたい」と思い、そして「食」が好きだったので、東京の大学で食品系の勉強をしていました。ただ、マニアックな大学だったこともあり、在学中は他大学の人とも積極的に関わるように活動をしていました。結果、気づいたらバイトと遊びばかり、、、成績優秀とはかけ離れた学生でしたが、今となってはそれが当時の等身大の自分で、そこであった色々な価値観を持った人々との出会いや経験はかけがえのない資産となっています。とにかく、楽しかった!!

学生のうちにやりたかったこと、やっておけば良かったなと思うこと

「勉強・研究」と言いたいところですが!今自分が当時を振り返って思うことは「自己対話」です。「勉強・研究」はあくまでアウトプットであり、それに至る過程を自己理解することが自分にもっと必要だったと思います。自分は何をしたいのか、どうなりたいのか、なぜそうしたいのか、そういった掘り下げがもっと必要だったと思います。就職活動における「自己分析」は就職ありきのもので、いわゆる「出来レース感」が強かったと思います。
 3年生に進学するとき、漠然と「海外留学がしたい」と思い、とても葛藤した時がありました。結果から言えば海外留学を断念したのですが、この時を振り返って思ったのは、なぜ自分はそうしたかったのか、本気でそうしたかったのか、という自己対話です。そう、「漠然」のままで終わっていたのです。ここで大事なのは海外留学をする・しないではなく、そういう決断に至るまでに自分の納得したプロセスを経ていたのか、ということです。自分の人生は自分が決めます。社会人になってから転職を一度して今の会社にいますが、この時の反省を活かして、しっかりと自己対話をしました。結果、この会社に入社して良かった、チャレンジしてみてよかった、と思っています!

静岡エコーへのおもい、願い

SHIZUOKA ECHO では「静岡を“学生と企業が共創するまち”にする」というビジョンを描き、活動を行っています。学生のみなさんに対しては、SHIZUOKA ECHO に関わることで、学生の限られた期間をより有意義に過ごしていただきたいと思っています。「自己対話」を促進し、自分はどうなりたいか、何をしたいのか、それらを一緒に描いていけたら最高です!そして、自己対話しつくしたうえで、卒業の道を進んでもらえたらと思います。
企業の方々に対しては、SHIZUOKA ECHO に関わることで、自社の成長を実現して頂きたいと思っています。学生を中心とした、社外の人との会話・交流を通して新しい気づきを得たり、実際に学生と交流することで採用活動に活かし、ミスマッチのない採用を実現したりといったことにつなげていただけたらと思います。
 そして、私たちは、両者がSHIZUOKA ECHO に関わり交流する先に、静岡の街がよりよくなることを描いて活動をしています。静岡の街がよくなれば、そこに住む人、企業、団体がよりよくなるからです。「自分たちの街は自分たちで良くする」そういった想いを持って活動し、そして、その活動を静岡から全国へ発信していきたいと思っていますので、一人でも多くの賛同者が集まって、みんなで共創できたら幸いです。