働き方改革が不動産会社を滅ぼす?都心の巨大なビルもタワマンも「無用の長物」に?

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ネットのインフラ化によって距離の概念が大きく変わる時代に差し掛かりました。少し前まではネット通販を通じて物流や購入の形が変わりましたが、記事にある通り人の移動へ目が向けられるようになりました。遠隔でコミュニケーションが取れる時代に入り、人が移動する時間を無駄な時間としてとらえる風潮が目立ってきています。この記事の伝えたかったことは、距離の概念が変わることでオフィスを貸し出す不動産業界にとっては逆風になるということかと思います。しかし、これは静岡県などの近隣県にとっては絶好の機会であることは想像できるでしょう。

「どこでも仕事ができる、効率的に仕事がしたいから自然豊かなところで働きたい」という話はどこでも聞きますが、やはり何かあった時にすぐに東京や名古屋、大阪に行けることはビジネスマンとして必要なことではないでしょうか。静岡県の立地は「主要都市どこへでもアクセスが良い田舎」という他県にまねできない立地であることは間違いありません。この時代の変化を機会として獲得できるかはこれからの広報や施策を含めた行動次第だと思われます。(中川豊章)

参照元:Business Journal 働き方改革が不動産会社を滅ぼす?都心の巨大なビルもタワマンも「無用の長物」に?