【元記者視点から学ぶ!】広報戦略セミナー参加しました!

Writer:伊東貴弘
2021年4月20日

クラウドラボを運営するトムスの『攻めのバックオフィス部』に所属している伊東です!

広報の業務も行っている攻めのバックオフィス部。
広報スキルをアップさせるために入会している広報コミュニティ『静岡広報たん』(以前書いた『静岡広報たん』に関する記事はコチラ)にて、広報戦略を学んだり、メンバー間で広報に関する情報交換等行ったりしています。
そんな広報たんでは定期的に広報セミナーを開催して、広報に関する知識を深め合っています!

今回は、日本経済新聞社の元記者で、現在「株式会社Otono(オトノ)」の代表取締役社長である青木真咲さんを講師に迎え、現経営者の視点(取材される側の視点)と元記者というメディア視点(取材する側の視点)での広報戦略のセミナーを開催していただきましたので、このセミナーに参加して学んだことを紹介していきます!

セミナー講師紹介

今回セミナー講師として来ていただいたのは、株式会社Otono 代表取締役社長の青木真咲さん。
観光地が持つストーリーをドラマ仕立てにした音声ガイドで紹介するといった、観光IT・メディア事業や音声コンテンツ事業など、幅広くサービスを展開しています!
(株式会社Otonoに関してはコチラのHP(https://otono.site/aboutus/)に詳しく掲載されています!)

青木さんは大阪府出身で、大学卒業後、日本経済新聞で記者をされていましたが、静岡に転勤となった際に静岡の良さに触れ、その静岡の良さを発信する事業に魅力を感じ、株式会社Otonoを起業したという経緯があります!

セミナーでは、新サービス公開の際や、元記者ならではの独自の視点で広報活動・戦略についてお話いただきました!

新サービス公開にあたっての広報活動!

青木さんは、新サービスとして、位置連動の音声ガイドサービス“おともたび”を今年4月1日にリリースしました!この広報に関しては、以下の3つの手段でされていました!

①投げ込み(静岡市役所とかにある記者クラブへの投げ込み)

②個別連絡(メールでのプレスリリース等)

③紹介(人とのつながりを用いてサービスを紹介する等)

これらの手段で広報された結果、“おともたび”が新聞やテレビで取り上げられるようになったとのことでした!
(新サービス“おともたび”に関してはコチラのHP(https://otono.site/otomotabi/)に詳しく掲載されています!)

また、記者時代の経験から、メディアは常に情報発信するネタに不足しているので、取り上げてくれそうなネタ(広報したいこと)の内容とメディアとの継続的な関係性構築が大事とのお話がありました!

元記者ならではの広報戦略!

記者時代の経験から、取り上げられるネタの選択基準とメディアとの継続的な関係性構築のために、以下の3つが大切とのお話をされていました!

①「見出しが立ちそうか」

例えば、「県内初」のGPS連動型音声ガイド!や「コロナ禍」での新しい観光サービス!など、目立つ見出しになりそうなネタだと取り上げられやすいとのこと!
そのためには、取り上げるネタに特徴・独自性、分かりやすさ、社会的意義、地域性、意外性、おもしろさなどがあることが大切です!

②「応援したくなるか」「連絡しやすいか」

応援したくなるような内容であったり、取材される側と連絡が取りやすい関係性であったりするネタだと取り上げられやすいとのこと!
そのためには、取り上げるネタに事業性としてのおもしろさ・特徴があるか、窓口担当者の企業・取組への理解度・愛情もあって応援したくなるかが大切です!また、経営者・窓口担当者それぞれとの相性の良さや話しやすさ、対応の良さがあって、連絡を取りやすいかも大切です!

③(いいタイミングで)「ネタを提供してくれる」

記者もネタを探す時間・手間がなかなかとれないので、メールリスト等で随時一斉配信したり、1度取材した記者と仲良くなっておいて、リリース前などに直接連絡したりするとネタが取り上げられやすいとのこと!
ただし、しつこすぎないように注意が必要です!

参加してみて

今回セミナーに参加してみて、元記者で現経営者という青木さんならではの視点での広報戦略を学び、メディアに取り上げられやすい方法を俯瞰して考えながら広報戦略を練っていくことの重要性を感じました!
そして、ただメディアに取り上げられるだけでなく、何を目的として取り上げてもらうかということや取り上げてもらった後に起こすアクションも戦略的に考えていくことの重要性も改めて感じたので、今後は広報したい目的・内容等をより明確化しながら活動していければと思いました!

今後も広報セミナー等で学んだことを発信していきます!

 

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