レポート

静岡クラウドデイ3開催レポート!

投稿日:2020年2月12日

第3回目のIT活用セミナー

2020年2月6日(木)にグランシップにて<静岡クラウドデイ3>最新ITを活用した働き方改革セミナーを開催しました。
第3回目となる今回は採用・人事をテーマに各クラウドツールベンダーさんをお招きして各ツールの活用方法をお伝えしました。
前回よりも会場が広く、相談ブースも大きく確保することができ、個別相談もしやすくなりました。


【今回のイベント詳細はコチラ】

<SESSION 1>kintoneを活用した業務改善の事例 

スピーカー:山﨑啓輔(株式会社トムス)
https://kintone.cybozu.co.jp/
ノンプログラミングで自由に業務システムをつくれるkintone。kintoneとはなにか?をわかりやすく説明。活用方法の動画などをみながらの説明で活用を具体的にイメージすることができました。1月末に静岡市主催の働き方改革セミナーにkintoneを開発しているサイボウズ社の青野社長が登壇され話した内容なども引用し、タイムリーな話など聞くことができました。

<SESSION 2>「超人材不足」時代にRPAをもっと身近に!
~MICHIRU RPAで実現する働き方改革~

スピーカー:小野塚裕之(株式会社トムス)
https://michiru.co.jp/
地方で使うべきRPAツールとしてMICHIRU RPAをご紹介。地方の企業はなかなかRPAに費用や人材をかけることが難しい状況の中で、安価で現場の人たちが自ら操作しやすいRPAツールとなっています。少子化により人材確保が難しくなっていること、また団塊といわれる世代の大量退職による社内の労働力の流出によって、これからの時代は労働力の確保がさらに難しくなると予想されます。RPAを使うことでそのような課題を解決していくが必要になってきています。

<SESSION 3>「伝えたいことを伝えたい人だけに」
一人ひとりに最適な採用webサイトを実現

スピーカー:津曲雄也氏(グルービーモバイル株式会社)
https://www.tetori.link/
自社のWEBサイトを低コストでカスタマイズできるTETORI。自社サイトに訪問した人の属性によってポップアップを出しわけることができます。訪問者がほしいと思っている情報をそれぞれに出しわけることで、コンバージョンを効率的にあげることができます。サイトに訪れたユーザー情報を分析したり、どのポップアップが効果的か簡単にABテストを行ったりすることができます。機能的にはシンプルで操作性が良く、WEBマーケティングに明るくない人でも気軽に使い始めることができます。

<SESSION 4>確度の高い学生を獲得するための自社サイト活用術
~採用コンテンツを最大活用するためのMA施策~

スピーカー:川畑恵美氏(SATORI株式会社)
https://satori.marketing/
MA(マーケティングオートメーション)ツールであるSATORI。MAというと営業のためのツールだと思いがちですが、MAの採用者向けの活用法についてご紹介がありました。自社サイトに訪問したことがあるユーザーに対して、適切なタイミングでメールやポップアップにてコンバージョンを促してあげることで、採用応募者を増やすことができます。またステップメールなどを活用することで内定者とのつながりを保ったりもできます。

<SESSION 5>人材募集におけるトレンド変化と採用と定着に
効果のある給与即日払いサービス

スピーカー:石塚寛章氏(株式会社ペイミー)
https://payme.tokyo/
給与日払いサービスのPayme。導入費用、運用費用はかからずにサービスを導入することができます。従業員は働いた分の給料を給料日を待たずに受け取ることができます。福利厚生制度としてPaymeを導入することで離職率の減少、求人応募数を増加させる結果が出ているとのことです。

<SESSION 6>トークセッション「クラウドツールって実際どうなの?ITベンダーの本音トーク!!」

トムス山﨑がファシリテーターとなって、来場者の方からの質問に対して参加ベンダーの皆さんとトークセッションを行いました。開発期間は?自社サイトのポイントは?など、バラエティに富んだ質問が出てきて、終始穏やかに進行しました。ファシリテーターの山崎は自社独自のクラウドツールの活用法や地方の壁を感じるかどうかなど、なかなかユーザー目線では聞きにくいことをズバズバと聞いていきました。静岡にいる我々に対しての客観的な感想を聞ける良い機会となったかと思います。

まとめ

来場者のみなさんはトーク中は熱心に耳をかたむけていて、働き方改革や業務改善をどうにかしたいという思いをみんな持っているんだなと感じました。最近では行政や国もIT導入についての動きが加速化しています。静岡でも少しずつITについて、クラウドツールについての認知度が増えてきました。2020年は静岡もより一層IT導入が盛り上がっていきそうです。
次回は6月頃、地方企業が生き残っていくためのビジネスのかたちをWebマーケティング×クラウドツールで、という2本柱のイベントを企画中です。働き方改革、業務改善、そして生産的な業務へのシフトをみなさんで実現していきましょう。