レポート

<静岡クラウドデイ>最新ITを活用した働き方改革セミナーvol2レポート!

投稿日:2019年11月20日

第2回目のIT活用セミナー

2019年11月19日(火)にグランシップにて<静岡クラウドデイ>最新ITを活用した働き方改革セミナーvol.2を開催しました。前回のアンケートで要望の多かった分野に焦点をあてたクラウドツールのITベンダーさんをお呼びし、静岡にまだまだ浸透していないクラウドツールの情報を、約50名の来場者様へ熱くお話ししていただきました。
また第2回目の開催ということで、前回の反省点を踏まえいろいろとアップデートしたかたちでお届けできたかと思います!特に静岡クラウドデイという名前がプラスされたことがお気に入りです。

<セッション1>kintoneを活用した業務改善の事例 

kinotneとはなにか?をわかりやすく紹介。PaaS(プラットフォームアズアサービス)ということで理解が難しいかもしれませんが、難しい話は置いておいてkinotneでなにができるのか?どのように業務を改善するのか?を事例をもとに紹介。またkintoneについてはITになじみのない方は感覚がつかみづらいということで月に1度kintone体験会を実施し、実際にkintoneを触ってもらって理解してもらう場を提供しています。

<セッション2>これから始めるマーケティングオートメーション ~MAツールで生産性の高い営業組織を創る~

MA(マーケティングオートメーション)ツールのBownowを紹介。MAとはなにか?からなるべく簡単な言葉で解説していただきました。地方ではまだまだMA(マーケティングオートメーション)という言葉が知られていないというのが現状です。MAを使うことで営業を効率的に行うことができるので、人材不足・時間不足の企業にとって有効な解決策になります。今回来場者のなかでもMAがなにかを知っている方は数名程度でした。まだまだこれから地方への導入が進んでいきそうです。

<セッション3>法対策、勤怠、有給管理の方法について

勤怠管理システムであるKING OF TIMEを紹介。勤怠管理に関する法律が変わっていく中で、社内での勤退管理が複雑になってきている一方で、まだまだエクセルで管理している地方企業が多いと思います。KING OF TIMEを活用することで、複雑な計算や管理はすべてクラウド上で自動化することができるので、余計な管理業務や集計業務がなくなり、その部門の人材を別の業務に割り当てることが可能になります。

<セッション4>RPAをもっと身近に!「超人材不足」時代に適応する業務最適化 ~MICHIRU RPAで実現する働き方改革~

地方企業にも導入のしやすい低価格で高機能なRPAツールを紹介。RPAを使うことで様々な業務を自動化し、24時間365日稼働させることができるので、人材不足の解消や時間的拘束に関わる問題の解消などが可能です。RPAも地方ではまだ浸透率は低いですが、その分今回のセミナーで初めて話を聞いた方へのインパクトは強かったのではないでしょうか?MICHIRU RPAを習得するブートキャンプを全国で開催しており、12月には静岡でも初開催です。

<セッション5>「クラウドツールって実際どうなの?ITベンダーの本音トーク!!」

今回、ご協力いただいたITベンダーさんにトムス山﨑が実は聞いてみたいことを切り込んでいくトークセッションを開催しました。開発元だからわかること、首都圏・地方の様々な企業をみているからわかることをそれぞれ教えてもらいました。やはり地方への導入や意識改革の課題は共通でもっているようですが、その分、これから地方が変わっていくという予想も共通でした。「今まで見たなかで心に残る地方企業ならではの非効率なところは?」という質問では、来場者のみなさんもうなずく様子が見て取れました。やはり“効率が悪いよな~”と自社でも思う部分はみなさんあるようですね。今回トークセッションを行うのは初でしたが、それぞれのベンダーさんのリアル体験談や感じていることを聞けるのはとても興味深かったです。

まとめ

最新ITを活用した働き方改革セミナーは今回で2回目でしたが、来場者さんの姿勢が前回よりも前向きになっている雰囲気がありました。少しずつテレビCMや広告でのクラウドツールの露出が増えており、クラウドツールの存在が少しずつではありますが地方へ広まってきている実感があります。静岡クラウドラボでは、地方へ情報を届けたいクラウドツールと、社内の業務改善を実現したい静岡の企業を結び付けるためにこれからも静岡クラウドデイを開催していく予定です!次回の開催は2月を予定しております。またどんなクラウドツールが出てくるかお楽しみに。